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  レンチキュラーディスプレイ用に変換した画像は、圧縮に非常に弱いんです。なんたってサブビクセルレベルで描画してますから、非可逆な圧縮フォーマットで画像を保存すると、表示が乱れます。具体的に言うと、色ずれが出ます。立体感も、かなり落ちます。

   静止画だったらBMPやPNGで保存すれば表示の乱れ無しに再現できますが、動画の場合は何故か上手くいかないんです。非圧縮AVIとかHuffyuvとかのいわゆる可逆フォーマットを使っても色ずれが出ます。よくわかんないけど、色空間の変換ってやつでなっちゃうみたい。

   なんとかならないもんだろうか考えてみました。色ずれするっていうのはつまりたぶん色が混ざっちゃってる訳だから、動画にする時に色が混ざらないように色の要素を分解して動画にして、再生の時に再構成してやるといいんじゃいかな。

   さあやってみよう、
あらできちゃった。

   「動画にすると表示が乱れる」といえば、一部の廃人な方々ならアナグリフを思い出すかとのではないかと思われます。はい、なんとこの方法、アナグリフでも上手くいきました(あんまり意味ないけど)。という訳で、レンチキュラーディスプレイよりは体験できる人が遥かに多いと思われるアナグリフで解説してみましょう。

プログラム

プログラムの使い方:
   実行すると出てくるおなじみのESPLIBのウィンドウに、BMPとかPNGとかの綺麗な(劣化してない)アナグリフ画像をドロップしてください。いちおうサンプル入れときました(anaglyph.png)。画像が表示されたら、「Start」をクリック。

   こうなります(クリックで原寸大なPNGで表示)。


   「JPEGQality」でJPEGの品質を0~100で設定、「apply」で設定したJPEGの品質で再表示、「break」でさいしょに戻ります。

   何をやってるかはウィンドウのタイトルバーの説明でだいたいわかるでしょ(?)。いちばん上の3つ並んだ画像は左から
元画像
普通にJPEG化
RGBに分解してJPEG化したものを再構成
となっています。

   まん中の普通にJPEG化した画像はゴースト出てますね。右側の色ずれ防止したものはJPEG圧縮の為に画質は劣化してますが、アナグリフ品質はオリジナルと同レベルですね。あら不思議。JPEG品質を落としていっても、画質は落ちるけどアナグリフ品質はキープされています。アナグリフマニアとしては異次元の経験です。おもしろいよ。

   次に動画でテストしてみましょう。簡単にテストしただけなので、静止画動画しかできませんが。
プログラム

   OpenCV使ってますので、実行にはOpenCVのDLLが必要です。こちら
   申し訳ございませんが、こちらはコマンドプロンプトなプログラムになってます。各プログラムのアイコンにファイルをドロップしても動きますが、そうすると「encode_RGB.exe」は結果のファイルを
\Documents and Settings\ユーザー名
のフォルダに作成してしまいます(手抜き)。御注意ください。
   あと、画像のサイズは横幅が4の倍数ドットじゃないとたぶんヤバいです(超手抜き)。

encode_RGB.exe
   画像ファイルを読ませると、その画像を「test.avi」という30fpsで5秒な動画にします。コマンドラインはこうね。
>encode_RGB 画像ファイル
   アナグリフ画像を読ませると、そのままアナグリフ動画になります。これがいわゆる普通のアナグリフ動画。あら汚ない。
   RGB_test.exeは、実行すると上から2段目の画像を「RGB.png」のファイル名で保存しています。このファイルを読ませてみましょう。

decode_RGB.exe
   encode_RGB.exeで作った動画ファイルを読ませると、色ずれ防止な動画再生をします。上の続きでいくと、
>encode_RGB test.avi
です。
おお!ゴーストが出ない!!

   ってな訳なんですが、はっきし言ってこの方法はアナグリフではあんまり意味が無いです。サイドバイサイドな動画をステレオ対応プレーヤーでアナグリフ再生するほうが楽だもん。ところがどっこいレンチキュラー動画ではかなり使えそうです。

   レンチキュラー動画でリアルタイム変換で動画を出すと、視点数を増やすほど負荷が上がりますが、この方法なら視点数に関わらず負荷は一定です。再生動画の横幅が3倍になりますが。使えるかな、わくわく。

   レンチキュラー画像の場合も、上のアナグリフ画像と同じ方法で実験できます。レンチキュラーディスプレイできる人はやってみよう。ブロックノイズまで多視点になっておもしろいぞ。


   他にもこういったケースがあるのどうかは知りませんが、動画化した時の色再現に不満がある場合はこの方法は使えるかもしれません。そんなケース、あるのかしら。
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