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サブタイトル:「mer2のマイノリティ・レポート(笑)」 --- 最近忍者ブログの仕様が変わったようで、一部の画像が見えなくなってますが、画像のURLコピペで見られます。(どうしよう困ったな) --- ご用件など、ございましたらtwitterまでどうぞ。
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  まあちょっとこれを見てやってください。凄いんだから。


  前記事でいきなりw3mの解説を始めたのは実はこれを紹介するための布石です。なんとFirefoxが完璧マウスレスで操作できるようになってしまいます。本当だよ。
  こんなに凄い機能強化なのに、作者さんが上手くまとめてくれているので導入はめちゃくちゃ簡単です。Firefoxを使うのが楽しくなります。是非どうぞ。


  ちょっと気付いた点を補足しておきます。

・ windowsの場合はプロファイルの作成方法が変わります。
Firefox Help: プロファイルの管理
  別に新規にプロファイルを作る必要も無いんじゃないかなと思うんですが、気になる方はどうぞ。

・ フォントの設定は後まわしでも大丈夫。
  こういうのが気になる人は変更してる部分の元の値をメモってから適用したほうがいいかもしれない。そう、私は気になる。

・ "0"キーで検索バーにフォーカス。
  作者さんは検索バーを使わない人みたいなのでショートカットキー一覧に書いてませんが、これも便利なので。
  フォーカスがアドレスバーや検索バーに有る時は、Ctrl+gESCで普通の操作に戻れます。

・ IMEがオンになってると操作不能になります。
  アセらないように。直接入力の半角英数しか受け付けません。日本語ガッデム。

keyconfigの使い方
  keyconfigに機能追加したい方へ。うわぁ、ややこしそうだ。


  とにかくノートPCな人は絶対に導入すべきでしょう。確実に世界が変わります。

  実はこのホームページは数年前にお世話になった事があって、当時はHit-a-Hintの代わりにMouseless Browsingという拡張が使われていました。これはLinux Zarusでとても重宝していました。Linux ZarusでFirefoxを動かすのはかなり重い処理だったので、スタイラス操作では不安定で入力がちゃんとできてるのかどうか不安だったのですが、Mouseless Browsingでのキー入力のみの操作は確実な入力ができたのでかなり便利に使えていたのです。
  しかしMouseless Browsingはデスクトップ機にはいまいち向いていませんでした。テンキー操作前提で数字キーは遠くて押しづらいし、なにより画面を書き替えてしまうのがかなりマイナスです。イントールはしたものの、デスクトップ機では結局使わなくなってしまっていました。

  今回の方法はそのへんの欠点を完璧にカバーしてします。使っていて涙が出るほど気持ちいいです。これは使えます。という訳でデスクトップ機でもお勧めです。


  褒めるだけ褒めたので、欠点指摘のコーナーです。

  Hit-a-Hintはリンク先を現在のページで開くか新しいタブで開くかを指定できない(みたい)です。これは痛いです。Mouseless Browsingはできたんだけど。ホットキーを2つにすれば対応できそうなんだけどな。(その後調べてみたらできるみたい。勉強します。)
  Tab Mix Plusのオプションで「強制的に新しいタブに開くリンクの種類」を「他サイトのリンク」にすると、そこそこいいかんじに別のタブで開いてくれますが、無駄なタブも増えてしまっていまいちです。うーん。

  更に痛いのはサイドバーにフォーカスしない事。ショートカットキーでサイドバーのブックマークを開くところまではできるんですが、ブックマーク内に移動するショートカットが無いんです。マウスに手を伸ばさねばなりません。ウッキー!
  しかしこれは「窓使いの憂鬱」を併用する事で解決できます。
「Alt -> B」でブックマークメニューを出せば、その後は「窓使いの憂鬱」のEmacsMoveでカーソル移動ができるので、ホームポジションから手は離れません。解決です。でもノートPCだとこの方法はキツいかもです。
  こんな方法も有ります。だけどこの方法はブックマークの分だけショートカットが必要になります。いまいち。

  ここで更に問題が。「窓使いの憂鬱」を併用すると、一部のショートカットキーがkeyconfigの設定とダブってしまいます。さらりと使って発覚しているのが「検索:C-s」と「タブを閉じる:C-w」。
  C-sは「.mayu」のFirefox用windowセクション内に
key C-S = &Default
と書いてkeyconfigの設定を優先する事にしました。
  C-wはEmacsEditでは結構重要なバインドですので、keyconfigの設定を「Ctrl+Shift+w」として逃げました。「タブを閉じる」というのはリスキーな行為ですから、キー3つ同時押しぐらいがちょうどいいでしょう。猫さん対策も兼ねています。いちおう解決。

  「窓使いの憂鬱」でアプリケーションキーを設定してあれば、もうFirefox上でのほとんどの作業がホームポジション固定のキーボード入力で行なえるようになります。しかしタブ上での右クリックメニューは出せないみたいです。うーん、残念。


  ここまでホームポジション固定で使えるとなると、もう意地になってきます。F7キーでキャレットブラウズモードを発動させましょう。「キャレットブラウズモードを有効にしますか?」の窓の「はい/いいえ」は何故かカーソルキーで操作できませんが、大丈夫。「Enter」で「はい」、「ESC(Ctrl-g)」で「いいえ」になります。F7キーを押す時に視線がキーボードに行くのが嫌ならば、違うキーに割り当てましょう。
  これでEmacsEditによる文字データのコピーが可能になります。ただし「窓使いの憂鬱」に於けるEmacsEditの範囲指定の実装の関係か、選択文字列にアプリケーションキーでマウスの右クリックメニューを適用させる事はできません。アプリケーションキーを押すと選択範囲がキャンセルされてしまいます。選択文字列に対しては、「Alt+w」でコピーする事しかできないようです。おまけにキャレットブラウズモードはカーソルの動きがちょっと怪しくてコントロールし辛いです。いろいろ問題有りだけど、まあここは意地になってるところだから。
  この状態で「Alt+Tab」によるプログラムの切り替えを行なってFirefoxとMeadowを連携させると、それはまるで前記事で説明したMeadow上でのemacs-w3mとエディタ画面の関係にかなり近い物になります。emacs-w3mがそのままFirefoxに置き換わったというフィーリングです。こいつは凄いぜ。前記事でemacs-w3mを紹介した意味が無くなっちゃうじゃないか。

  いえいえemacs-w3mにはemacs-w3mなりの味わいがあるのです。上手く使い分けてニタニタと過ごしましょう。

  あ、それでもいわゆるWebアプリケーション、例えば忍者ブログの記事投稿画面みたいなのは流石にマウスが必要です。これはしょうがないですね。いやしかしちょっと待て…。まあとりあえずそういう事にしておこう。

  デスクトップ機でもすばらしく使えてしまいすが、なんといってもこの技はポインティングデバイスが貧弱なノートPCにベストマッチングです。という訳でまとめて「るっきゅん編」に続く。
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  いきなりですがw3mです。
w3m - Wikipedia
  オフィシャルはこちら。
W3M Homepage

  最近は何故かバイナリで配布されていないみたいなのですが、ちょっと前のバージョンなら探せば見つかります。
すごく古い
  何故かうちでは動きませんでした。
やや古い
  下のほうにリンクがあります。ページ内を「w3m.exe」で検索しましょう。 これはちゃんと動きました。 動かすには「cygwin1.dll」というのも必要です。バージョンは0.4.1。
結構新しい
  これも動きますが、動かすには何故か数多くのdllが必要です。エラーメッセージを頼りにここでdllの入っているパッケージを検索して、ここからダウンロードしましょう。
  やり始めちゃったからしょうがない全部探してダウンロードしましたが、これはかなり面倒です。素直にcygwinをインストールしたほうが楽だったかもしれない。
  という訳でまとめときました。いいのかな。バージョンは0.5.1。

  w3m.exeとdllを同じフォルダに置いて、コマンドプロンプトから
C:\w3m> w3m -s http://www.google.com
とでもして実行してみて下さい。

w3m_01.jpg  異次元の感動があなたを待っています。






  w3mの詳しい使い方はこちら

  w3mの表示はちゃっちいですが、その分動作は軽いです。最近はモバイルまでブロードバンド化しつつある御時世ですのでこういったソフトの需要は少なくなってきているのかもしれませんが、とりあえずwillcomユーザー(オレオレ)にはお勧めです。Zaurus SL-C760+willcom接続でもかなり快適なネットサーフができます。さすがにハデハデなホームページは表示できないのが欠点です。
  テキストベースのウェブブラウザなので、すべての操作はキーボードのみでできるようになっています。ますますモバイル向きですね。


  コマンドプロンプトから実行した場合は無理みたいですが、環境が整っていればw3mは画像の表示も可能です。とりあえずMeadowから実行すればできちゃいます。

w3m_02.jpg  ほらね。







  Meadow(Emacs)はemacs-w3mというのを使うと、エディターの画面上でウェブブラウズができてしまうのです。エディターとブラウザを同じ操作系で一緒に使えてしまいます。マウスは一切不要でブラウザからエディターへのコピー&ペーストがほえっとできちゃったりします。これは気持ちいいですよ。
  普通にEmacsにemacs-w3mを導入するにはちょっとややこしい手続きが必要なのですが、設定済みMeadowなら簡単にできてしまいます。さあ導入しよう。

準備:
  一旦Meadowを終了させてから、Meadowのインストールフォルダ内のbinフォルダ(\Meadow\bin)にw3m.exeとdllをコピーする。

実行:
  Meadowを立ち上げて、
M-x w3m
で完了。
「Welcome to emacs-w3m   !」
と表示されていれば、とりあえずオーケーです。ここでgキーを押すと、いちばん下のミニバッファに
URL or Keyword (default HOME): about
と表示されます。「about」はDelキーで消して、お好みのアドレスを入力して下さい。

  デフォルトでは画像の表示がオフになっています。Shift+Tで表示されます。
w3m_03.jpg  おお、感動です。






  通常の表示に加えて"[数字]"な表示が出てきますが、この中の数字を入力するとその数字の表示にフォーカスが移ってくれます。便利な機能ですが、うざったい人は
M-x w3m-link-numbering-mode
とすれば表示が消えます。もう一回やると復活します。

  更に詳しい使い方はこちらをどうぞ。

  なんと!googlemapも表示できた!っていうかgooglemapは貧弱ブラウザでアクセスすると質素モードになるのね。


  それでは設定してみましょう。あくまで設定例だけにして、詳しい解説はしないでおきます。私も解説できるほど理解してないんです。マニュアル見ながら解読してみて下さい。


  とりあえず当初の目的のVisual C++ 2008 Express Editionは、こんなんで上手くいきました。
# Visual C++ 2008 Express Edition
window  VCExpress  /VCExpress\.exe:wndclass_desked_gsk/  : EmacsEdit

  あのVisual C++ 2008 Express Editionのうんこエディターが見事にEmacs風のエディターに変身しました。ああ嬉しい。


  いじっていたら楽しくなってきて、firefoxの設定もしてみました。
# firefox
window firefox  /firefox\.exe/ : Global
 key C-S-Z     C-A-Z    = F11        # ウィンドウの最大化
 key S-F9 = F9
 key F9 =
 key F7 =
 key S-F7 = F7
 key F1 =
 key S-F1 = F1

  「ウィンドウの最大化」は「default.mayu」と同じキーに割り当ててます。「window」以下に書いたキー割り当てはそのwindow固有の設定になります。firefoxはF11の最大化のほうが気持ちいいので、F11に割り当てしました。この設定では「default.mayu」と同じキーで最大化しますが、キーが同じでも対象がfirefoxの時だけはF11の最大化が適用されます。
  ちなみにIEは「default.mayu」内で同様に設定されているみたいですが、現在の私には理解不能な方法で実装されています。
  F7,F9キーはうちの猫さんがしょっちゅうキーを踏んで設定を変えてしまって困っていたので、本来の機能を殺してShiftキーと同時押しで機能するように設定してみました。わざと変な順番で並べてみましたが、機能を殺すのと再設定するのには順番は関係無いみたいです。

  今まではfirefoxにEmacs風のキー割り当てを設定する「firemacs」という拡張でしのいでいたのですが、これが「窓使いの憂鬱」と相性が悪いようです。どっちを取るかちょっぴり迷いましたが、「firemacs」とサヨナラすることにしました。バイバイ。

  さらに調子に乗ってfirefoxをいじりまくっていたら、なんだかfirefoxが凄い事になってしまいました。長くなるので別記事にします。


  気紛れにこんな事してみました。結構使えます。
# 左Altは使ってないので、windowsキーにしてみる。
mod alt -= LeftAlt
mod win += LeftAlt
key *LeftAlt = *Lwindows

# 右CtrlはApplicationキーにしてみる。
# 実はApplicationキーはdefault.mayuでC-S-Mにも割り当てられてる。
mod control -= RightControl
key *RightControl = *Applications


  以上は全編に共通の設定ですので、「keymap Global」と最初の「window」の間に書いて下さい。「window」以下に書くと、そのwindowだけの設定になってしまいます。

  そういう訳で以下は「.mayu」の最後のほうにでも置いて下さい。
# スタートメニューもEmacsMove
window startmenu /Explorer.EXE:Shell_TrayWnd:DV2ControlHost:Desktop/ : EmacsMove
# タスクバーもEmacsMove
# Applicationキー+Tabでフォーカスがタスクバーに移る
# 更にTabキーを押すとフォーカスが言語バー+アイコントレーに移る
window taskbar /Explorer.EXE:Shell_TrayWnd/ : EmacsMove
window menu /MENU/ : EmacsMove
  もうほとんどマウス不要になってきました。楽しいよー。


  「window」の最後のパラメータを省略すると、そのwindowは「窓使いの憂鬱」の設定無しの状態になるようです。vmware等に有効です。
#vmware
window vmware /vmware\.exe/



  これは「keymap Global」の範囲内に置いてください。
# IMEの変換中断もCrtl+Gで
key IL-*IC-C-G = ESC

  デフォルトでも基本的にESCはCrtl+Gに割り当ててますが、IMEの変換中は効いてませんでした。ESCは遠いからイヤなのです。


  Emacs配列で使うんだったら、デスクトップ機の場合はほとんどデフォルトそのままでそこそこ使えてしまうと思います。使っていて不都合が出たり、欲が出てきたら、ちょこまかといじっていけばいいのです。
  なんといっても「窓使いの憂鬱」のいじり甲斐が出てくるのはキーボード資源に制限が有るノートPCです。という訳で「るっきゅん編」に続く。


  無料の豪華ソフトにケチつけるのもなんだけど、Visual C++ 2008 Express Editionのエディタは使いづらい。Emacs系のクセで「Ctrl+N」とか「Ctrl+P」とかやってしまうと「ウッキー」になってしまう。これはなんとかせねば。

  さあ、窓使いの憂鬱の出番です。このソフトはつまりキーボードの割り当て変更ソフトです。この手のソフトは結構種類が出てますが、これは絶対最強です。断言します。

  インストールしてそのまま実行した状態では、このソフトの作者さん好みな設定で立ち上がります。メモ帳を立ち上げてみて下さい。
  Ctrl+P,N,B,Fでカーソル移動ができて、Ctrl+スペースキーでマークして、範囲指定をしたらCtrl+WでカットしてCtrl+Yでペーストできます。あろう事かCtrl+X Ctrl+SでセーブができてCtrl+X Ctrl+Fで新規ファイルも開けます。
  あのメモ帳がかなり使えるエディターに変身しています。なんという事だ。ついでにCrtl+Shift+Hでウィンドウを半透明化、なんて事もできたりします。いろいろ機能追加されてますが、まだ序の口です。


  更なる「窓使いの憂鬱」の活用をするには、カスタマイズが必須です。カスタマイズするとなるとはっきり言ってこのソフトはかなり手強いです。最近のソフトはマニュアル読まなくてもそこそこいじれてしまうものが多いですが、このソフトは絶対にマニュアル無しでは使えないでしょう。マニュアルを見ながら実際にいじってみないとほとんど理解できない事ばかりです。

  カスタマイズ前に以下にはざっとでも目を通しておきましょう。最初はざっとでいいです。どうせ何度も読む事になるから。



  まずはホームディレクトリを作って、環境変数HOMEに設定しておきましょう。設定しなくてもいいのかもしれないけど、私としては設定したほうがいいと思います。

c:\homeをホームディレクトリにする場合:
マイコンピュータ -> プロパティ
「詳細設定」タブ内の「環境変数」
「新規」で
変数名: HOME
変数値: c:\home

  次にtutorialに従ってホームディレクトリに設定ファイル「.mayu」の基本形を作ります。

  私の場合はこんなかんじ。
include "104.mayu"
include "default.mayu"
keymap Global


  うちは英語キーボードなので「104.mayu」を使います。
  なんだったらインスールフォルダ\Program Files\mayuにある「dot.mayu」をホームディレクトリにコピーして、「.mayu」にリネームするのが簡単だと思います。これでインストール直後と同じ設定になります。

  「.mayu」を作成したら、タスクバーアイコンの「窓使いの憂鬱」を右クリックして、
「選択」 -> 「(ホームディレクトリから)」
を選ぶとホームディレクトリの「.mayu」が適用されます。もしも設定に間違いが有ったら「ログ - 窓使いの憂鬱」というウィンドウが出現してエラー箇所を教えてくれます。修正して右クリックメニューから「再読み込み」してください。実は「default.mayu」の中で「Ctrl+Shift+S」に「再読み込み」が割り当てられています。右クリックメニューよりもこっちを使うほうが楽です。活用しま
しょう。

  デフォルト設定ではCapsLockがCrtlキーに割り当てられています。私はCapsLockをCrtlキーにしなくてもいい人なので、インスールフォルダ\Program Files\mayuにある「default.mayu」をホームディレクトリにコピーして、それ関連の設定を変更しています。同名のファイルが有る場合はホームディレクトリのファイルが優先して読み込まれます。

  ここまでで基本設定が完了です。後は「.mayu」の「keymap Global」以下に好みに設定を書いていけばいいのです。右クリックメニューの「調査」というやつが大変役に立ちます。じゃんじゃん調査してじゃんじゃん設定しましょう。


  この記事の続きです。Meadowをインストールしたなら是非ともSKKしましょう。

SKK - Wikipedia

  Meadow(Emacs)は他のwindowsアプリケーションと同様にMS-IMEによる日本語入力もできますが、内部に独自の日本語入力システムを持っています。それがSKKです。
  かなり人を選ぶシステムですが、それは裏返せば「ハマる人はどっぷりハマる」という事です。試してみませんか?実は私も使い始めたのはつい最近なのですが、もう抜けられそうにありません。

  概略は上のWikipediaを読んでもらうとして、SKKの最大の特徴は
漢字の開始部分と送り仮名の開始部分を、Shiftキー同時押しで指定する
点です。なんだか面倒そうですね。私もそう思っていて長らく使用をためらっていたのですが、使ってみてビックリ。Shiftキー同時押しを乗り越えれば、以降は全てが他の日本語入力システムより楽になります。いや本当。

  設定済みMeadowは最初からSKKが使えるように設定されています。とてもデキのいいSKKチュートリアルが入っているので、使ってみましょう。
  チュートリアルは、
M-x skk-tutorial
で起動します。それじゃわかんないよね。解説しよう。
M-xは、
ESCキーを押してから離し、"x"キーを押す
Ctrlキーと"["キーの両方を押してから両方とも離し、"x"キーを押す
Altキーを押したまま、"x"キーを押す

のうちどれかで入力されます。M-xが入力されると、Meadow一番下の欄(ミニバッファ)が
M-x _
という表示になって、入力のカーソルもミニバッファに移ります。この状態で
skk-tutorial
と入力してEnterキーを押して下さい。これでSKKチュートリアルが始まります。後は画面の指示どおりにしていればSKKのお勉強ができてしまいます。

  補足しておくと、チュートリアルではSKKの起動は
C-x C-j
となっていますが、設定済みMeadowではこれは違うコマンドが割り当てられています。SKKの起動だけ、
C-x j
に読み替えて進めて下さい。
  もしもC-x C-jを入力してしまって、画面が変な表示になってしまったら「q」を入力して下さい。いちおう画面は復活しますが、チュートリアルの画面もおかしくなっちゃいますね。うーん、もう一回
M-x skk-tutorial
しましょう。

  チュートリアルのデキの良さにうっとりしながら、SKKの素晴らしさに感動して下さい。SKKチュートリアルを最後まで完了したら、あなたはもうSKKマスターです。手の位置はホームポジションから一切動かさずに文章入力することが可能になってしまいました。おめでとう。


チュートリアルには出てこない最近知ったワザ:
  ▽の状態で入力して「q」を押すとカタカナ変換。これは便利だ。

  手がすっかりSKKに馴染んでしまうと、Meadow以外の環境でMS-IMEを使わざるを得なくなった時に「ウッキー」な状態になってしまいます。でも大丈夫、SKKIMEというのを使うとwindowsの日本語入力システムをまるごとSKK風に変えてしまえます。詳しくは後で。


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