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  なんと、グレートlamisilさんの手によって発売一週間も経たずに「Woooケータイ H001」の3D動画のフォーマットが解析されてしまいました。手持ちのステレオ動画をH001で鑑賞できているようです。ああ恐ろしい。


  詳しい方法はmobilehackerzさんのwikiにアップされています。携帯動画変換君を使ってサイドバイサイドな3D動画をH001用の3D動画に変換しています。

  携帯動画変換君の設定が面倒な人用にlamisilさんが設定セットをアップしています。こちらから。
  以下はlamisilさんのカキコそのまま。
携帯動画変換君の設定が面倒な人は下記ファイルをDL後解凍し中のフォルダ2つを携帯動画変換君のフォルダにコピっちゃってください。passはH001です。


  当然変換元の動画は
平行法配置・サイドバイサイドなステレオ動画
である必要があります。
  サイドバイサイドっていうのは右目用、左目用の画像が横に並んでる配置のステレオ画像のことです。こんなの
  平行法配置っていうのは右目用の画像が右側、左目用の画像が左側に並んでいる配置のステレオ画像のことです。これについてはちょっとややこしいので後述。

  そんなの普通の人は持ってないですよね。大丈夫、ネットにいっぱいあります。


  動画サイトからのダウンロードはこのへんがいいかな。他にもいっぱいあるから好きなところを使おう。

  問題なのは左右の画像配置です。平行法の反対には交差法っていうのがあって、このへんは動画をアップした人の好みで決められています。親切な人はどっちの方法か書いてあると思います。
  英語の場合は、
平行法:Parallel view
交差法:Cross Eye
です。

  だけどH001の標準は平行法配置専用となっているようなので、交差法動画は平行法動画に変換しなくてはなりません。そうしないとおかしな立体感になってしまいます。

ステレオムービーメーカーを使った交差法 -> 平行法の変換方法(簡単に)
・ ステレオムービーメーカーで動画を開く
(ファイル -> ステレオムービーを開く)
・ 'X'キーを一回だけ押す
(左右の配置が逆になる)
・ そのまま動画を保存する
(ファイル -> ステレオムービー保存)

  このへんはH001用の3D動画フォーマットで平行法・交差法用にそれぞれ専用フラグが準備されていれば、こんな面倒な事しないで済むと思うんだけど、どうなんだろう。



  とにかく、H001を買って標準の2D -> 3D変換で「はあ、こんなもんね」とか思っている人達、
そんなうそっこ3Dなんか見てちゃ駄目だ!
目が腐るぞ。
  どうせ見るなら本物の3D映像を楽しもう。結論を出すのはそれからだ。
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  という訳で、自前の立体写真を3D表示できるか実験してみました。

いやあ、考えが甘かった。

方法:
  縦インターレースな実験画像をネットにアップしておいて、それを表示。

結果:
駄目でした。

  そりゃあそうでしょう、2Dモードの時にレンチキュラーが効いてるならば、2Dモードの時も文字が潰れる筈ですもんね。でもH001の表示は2Dモード時はまったく普通のケータイ状態です。レンチキュラーが有効になるのは3Dモードの時だけみたいです。しかし、3Dボタンを押して3Dモードにすると2D ->3D変換も有効になってしまいます。当然実験画像の表示はぐちゃぐちゃの訳わかめになります。はい、実験失敗です。
  そもそもこの程度の実験ならば、専用の画像を用意しなくてもブログに多少アップしてあるZalmanモニター用の画像でも良かった訳で、昨日帰ってから気が付いた。
やっぱ俺馬鹿じゃん。


  改めてH001の液晶を観察してみると、このような動作をしている。
2Dモード時:
  至って普通のケータイ画面。レンチキュラーの凸凹は見えない。真っ平ら。
3Dモード時:
  レンチキュラーっぽい凸凹が出現する!!凸凹の方向は「2WAYオープンスタイル」の状態による。

  つまりどういう事かと言うと、この液晶はレンチキュラーの状態を電気的に有効/無効にできるうえに、レンチキュラーの方向も電気的に制御できるという事です。なによこのハイテク。どういう仕組みなの?saratogaさん、dddmaniaさん、ヘルプミー!

  昨日は気付かなかったんだけど、3Dボタンの隣にランプが有って、3Dモード時はこれが点灯するようになっている。サンプル3D動画の「JUMP JUMP」を再生すると、これが自動で点灯する。ああ、やっぱり3Dモードで再生してるんだ。前記事の推測間違い。ごめんなさい。
  専用3D動画を再生する時は、「2D -> 3D変換が無効な3Dモード」になっているみたいです。

  つまり自前の立体写真を立体視するには、この「2D ->3D変換が無効な3Dモード」にする必要が有る訳なのです。本体のボタン操作では無理そう。隠しコマンドとか無いのかな。(3Dボタン長押しで「3D設定」画面に行くのは発見した。)

  ついでに
データフォルダ -> 全ファイル表示
でファイルリストを表示させると、専用3D動画は「3Dアイコン」付きで表示されます。これはつまり動画ファイル内に「これは3D動画だよん」なフラグが入っていて、それに合わせて「2D ->3D変換が無効な3Dモード」に設定しているという事なのでしょう。
  ちなみに全ファイル表示で確認してみると、「3Dアイコン」が付いている専用3Dコンテンツは「JUMP JUMP」だけでした。がっくり。

  なんとH001に機種変してしまったRe:Qさんのタレコミによると、H001で撮影した動画のフォーマットは
"3GPP2 EZmovie for KDDI"
となっているそうで、auの独自拡張フォーマットのようです。多分この拡張部分にそういったフラグが入っているのでしょう。
  いちおう参考:
KDDI au: 技術情報 > EZムービー

  まあこのへんをどうにかするには、auさんなり日立さんなりの情報公開を待つか、EZムービーを解析するなりするしか方法が無い訳で、とりあえず私にはどうにもなりません。できれば立体視の明るい未来の為にも情報公開して欲しいものです。どのみち私はauショップでいじくるしかできませんが。

  という訳で、今後の展開に期待しましょう。くすん。


おまけ:
「CA001」「H001」「SH001」にナカチェンが設定できない不具合
  「ナカチェン」ってなんだよ。訳わかんないよ。


  てな訳で、行ってきましたauショップ北千住。はい、出てました。いじり放題です。ネットにも繋げられます。

  縦インターレースなレンチキュラーみたい。レンチキュラーレンズは画面の縦横と平行な配置で、角度は付いていない。画面を縦横どちらにしても立体視可能。もちろんこれは「2WAYオープンスタイル」の状態を見てそれに合わせてインターレースの方向を変えていると思われる。
  このへんについては、ここ「どうしてタテでもヨコでも3Dに見えるの?」を参照。へえ、こんなことできるんだ。

  「3Dボタン」を押すと、いきなりケータイの画面が「平面じゃなくなる」。っていうか結構いいかんじにリアルタイム2D->3D変換しているようでした。かなりインパクトあります。
  この2D->3D変換は一度押すとH001のあらゆる画面で有効になる。なんとカメラ画面でも有効。カメラ画面がリアルタイム2D->3D変換で見られる。ちょっと微妙だけど、なんか素敵だ。
  ただし、インターレース方式故に文字が潰れる。太い文字なら読めるけど、線幅1ドットなアルファベットなんかは縦線がもろに見えなくなる。

  ずっと3Dモードにしていじっていると、かなり酔ってくる。あー気持ちいい。このへん、普通の人にはお勧めできない。

  んで、気になる専用「純正3D」コンテンツなんですが、無い!探せども探せども見当らない!さんざん探して一個だけ見つけました。
データフォルダ -> EZムービー -> JUMP JUMP
っていうのが「左右画像を別々に用意した3D動画」になってます。どこぞのバンドのビデオクリップです。かなりいい出来です。
  ただし、これだけは「3Dボタン」の影響を受けません。2Dモード中に再生しても、いきなり3D再生になります。再生中に「3Dボタン」を押しても変化無し。横画面+フルスクリーン再生専用で、縦画面では再生できなくなっています。縦インターレースなベタムービーをそのまま再生している模様。ちなみに動画解像度は432x240。もろ2視点の3Dでした。

  画像ビューワーとかムービープレーヤーとかに3Dに関する設定が無いものかと探してみたのだけれど、無さそうな気配。うむむ、どうなってるんだろう。

  ひととおりいじってみたところでは、EZムービーのサンプル動画以外は全て2D->3D変換みたいです。もしかしたらメニュー画面とかのシステム画像は純正3Dであってほしいのですが、これもかなり怪しい。どうなんだろ。

  とにかく縦インターレースなベタ画像を表示させれば、そのまま自前の立体写真を表示できそうな気がします。実験データを作って明日テストしてみます。

  ちなみにH001の展示用モックにはレンチキュラーレンズが仕込んでありました。こちらは多視点なレンチキュラー画像。ちょっとインチキ。


追記:
  あれっ、仕様を見てみると、H001の解像度は480x854ドットだ。計算が合わない。いちおう証拠写真。
K3100642.JPG








  やっぱりケータイ内でフォーマット変換して縦インターレースにしているのかもしれない。コメント欄参照。


ついったやろうぜ
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