連休の成果です

  遅ればせながら、私もステレオキャプチャーなソフトを公開させていただきます。

  さあ、いつものお約束。

！！無保証！！

以下のソフトを実行することにより、

• あなたのバソコンが再起不能になったり
• カールツァイスにヒビが入ったり
• 彼女ができてしまったり

しても、当方は一切責任を負えません。自己責任でお試し下さい。

  今回のソフトを作成するにあたり、EWCLIBというWebカメラ用ライブラリを使用しました。

こちらのサイト

で公開されています。

  これがはっきり言ってとんでもない代物です。私が星飛雄馬になった夢を見たのは、このライブラリのヘルプの中に有るサンプルプログラムを試してみたその日です。

  めちゃくちゃ簡単にWebカメラ用のプログラムが書けてしまいます。
  いちおうC++のプログラムのはずなんですが、一緒に公開されているグラフィックライブラリのESPLIBというのを併用すれば、C++の知識はほとんど必要有りません。なんだかBASICを使ってる気分です。EWCLIBとESPLIBのヘルプファイルだけ見てればプログラムが書けてしまいます。実際、今回のキャプチャープログラムはjpsファイル名を作る部分以外は全てEWCLIBとESPLIBの関数でできています。(なお、ファイル名を作る部分はdddmaniaさんのソースからぱくらせていただきました。どうもお世話になっております。)

  無料のVisual C++ 2005 Express Editionと組み合わせて、いろんな事ができちゃいそうです。どうだ、君もハマってみないか？これは面白いぞ。

  ダウンロードは例によって、右クリックメニューから保存してやって下さい。URLをアドレスバーにコピペのほうがいいかもしれない。

  実行すると、「ESPLIB 7.0 2006/12/25 by I.N.」というタイトルの窓がびろーんと出てきます。初期化にちょっと時間がかります。別の窓で「Startをクリックしてください」の表示が出たら、「ESPLIB 7.0 2006/12/25 by I.N.」の窓のStartで動作します。窓が隠れてしまっていたら、掘り返して下さい。Stopで中断、Startで再開、Exitで終了です。

streocap00
  必要最低限にシンプルなステレオキャプチャープログラムです。
  EWCLIBのヘルプファイルを見ながらサンプルプログラムをいじってたら、4時間ぐらいでできちゃいました。実質50行無いです。ああ恐ろしい。

streocap01
  こんなこといいな、できたらいいな、と思ってた機能を入れてみたら結構あっさりとできてしまいました。
  もしかしたら、ほとんどQcam Pro for Notebooks専用かもしれません。それから窓の大きさはるっきゅん用になってしまってます。気に入らない人は、さあ今すぐVisual C++ 2005 Express Editionをインストールしよう！

  最上段のボタン11個でフォーカス調整ができます。Qcam Pro for Notebooksのオートフォーカスは反応が鈍いので、こんなの欲しかったんです。LRまとめて調整します。

  下の2段のボタンは、名前が付いてるのだけ機能します。
Capurute:ステレオ画像を保存します。
ConfigLR:右目用カメラのプロパティを出します。
  プロパティを閉じると、右目用の設定を左目用のカメラに反映させます。左右のカメラは同じ状態になっているはずです。
ConfigL:上の機能が不安なので、確認用。

Auto_F:オートフォーカスを有効にします。
Fix_F:フォーカス値をその時の値で固定します。
  オートフォーカスでピントが合った時に押すといいのではないかと。

swapLR:左右のカメラを入れ替えます。

  これらのボタン操作はそのままキーボード入力で操作できるように直す予定です。キーボード入力のプログラミングのやりかたは、これから勉強します(オイ)。

  開発機のるっきゅんではちゃんと動いたのですが、我が家のAthlon64 3500+なデスクトップでは動いてくれませんでした。error23とか出る。困ったので近所の知人宅まで駆け込んでテストしてみたところ、イーヤマの激安デスクトップではちゃんと動いてくれました。どうもEWCLIBに相性が有るみたいです。

  ESPLIBの画像保存関数は拡張子固定になっていて、そのままでは".jps"で保存できません。でも大丈夫、コンパイルの時だけ、esplib.hの2832行目の".jpg"を".jps"に書き直せばオーケーです。
  ESPLIB、EWCLIBは改造・改変は自由となっております。ああ素晴らしい。