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  という訳で、確実に立体映画のひとつの時代が過ぎ去りました。「アバター」は現代の「天才」がとてつもない年月を費して完成させた作品です。そんじょそこらの奴らにはたやすく追い付ける代物ではありません。「アバター」は立体映画のスタンダードとして永らく君臨し続けるでしょう。
  その歴史的スタンダードをせっかく9回も見たことだし、ちょうどいいから各立体映画上映方式について比較でもしてみましょう。

  このような比較をしているサイトは他にもありますが、私の感覚ではこのサイトの比較がいちばんしっくりきます。
3D映画上映方式の違い - まどぎわ通信
  なにより管理人さんが70mmフィルムIMAX版アバターも体験しているというのはうらやましい、じゃなくて信頼できる要素のひとつです。おおむね私の考えもここに書いてある事と同じなのですが、Dolby 3Dに関してだけは大きく意見が別れます。それについては後で。

  以下はまったく私の独断による比較です。あくまで参考程度に。


IMAX Digital
  1回目5回目6回目で鑑賞。
  いろいろ評判になってしまったIMAX Digitalですが、ひととおり見た結論としては、このシステムの一番の利点は
IMAXマスターな素材が見られる
点に尽きます。
  いちばんこの利点がはっきりしたのは、シガニー・ウィーバーのむだ毛処理がずさんな事がわかるカット。IMAX Digitalでは本当にくっきり見えたのに、他の方式ではほんのり見える程度。IMAX素材の優秀さを物語るカットと言えるでしょう。

  109川崎のIMAX Digitalは良い点もありますが、悪い点も目立ちます。前の人の頭がスクリーンにかかってしまうのは立体映画としてはかなりマイナスです。まあ最前列視聴ならこれは関係無いけどね。でも最前列視聴だとピクセルが見えてしまいます。
  立体映画の上映システムとしては他よりちょびっといいけどほぼ横並びといったところです。サウンドに関しても並ぐらいでしょう。私としては
無理して行くほどじゃないんだけど、
IMAX素材はやはり見てみたいので
やっぱり無理して行きたい。
そんなかんじ。

  現状のデジタル上映システムでは大画面上映は無理があるみたいだし、思いきって小さめの小屋に導入してほしい気がするんだけど、無理かなあ。すごく良くなると思うんだけどなあ。都内に導入するときは、できたら小さめの小屋にしてね。
  IMAX Digitalに移行する際に絶対円偏光化するんじゃないかと見てたんだけど、直線偏光そのままだったのは意外であった。なんでだろ。

Real D
  3回目7回目で鑑賞。
  現在の立体映画の上映方式でどれがいちばんいい?と聞かれたら、とりあえず私はReal Dを勧める。いちばん欠点が少ない方式だと思う。ただしイクスピアリの座席の構造には注意だ。

  ところでReal D方式にはRealD XLという新規格が出ていたらしい。こちらのコメント欄より。旧式に比べてかなりパワーアップしているそうだ。豊洲はReal D導入したてだし、もしかして?と思ってるんだけど、どうかな。
  このへんの新規導入館は期待していいんじゃないかな。まさかワーナーマイカルだから導入するのはReal Dだよね?

XpanD
  2回目4回目8回目9回目で鑑賞。
  画面は暗いし、明るいところは白飛びするし、所詮は普及タイプの間に合わせ規格かなと思っていたんだけど、8回目の鑑賞で実はそのへんは調整次第なのではないかという可能性が浮上してきた。スクリーンの移動が可能という他の方式には無い利点を生かして頑張ってほしいものである。
  ちなみに私はメガネの重さは全然気にならない。

Dolby 3D
  実はこれでアバター見てましぇーん。上映館少ないし、そもそも私の中ではDolby 3Dについてはもう結論が出てしまっているのよ。私はDolby 3Dでまともな映写を見せてもらえたことがありません。
ベオウルフ3D:バルト9T-JOY大泉
  マッハバンド出るわ、その影響で立体感は破綻してるわ、もうメチャクチャ。
センター・オブ・ジ・アース 3D
  はほとんど白黒映画状態でした。いやホントに。
  だけどDolby 3Dにこの手の不満を持ってる人が他に居ないのよ。みんなはDolby 3Dちゃんと見れてるのかな?どうやら私は体質的にDolby 3Dに向いてないらしい。やっぱ色弱のせいかな?CEATEC 2007のときは問題感じなかったんだけどね。


  てなわけで私の独断の結論を出しちゃうぞ。
ちゃんと調整されたXpanDを
小さめの劇場で見るのが
いちばんです。
  現状のデジタル上映システムじゃあ大きめのスクリーンへの上映は無理がある。ピクセル見えるなんてもっての他だ。だけど他の上映方式は一度セッティングしていまったらスクリーンの移動はほとんど不可能。あら困った。そこでXpanDの設置の自由度が強みとなる。小さい小屋に移そうぜ、面積あたりの解像度アップでハイコントラスト、最高じゃん。画面の小ささはスクリーンに寄ればオッケーさ。
  それほどに8回目のXpanDでの鑑賞は衝撃的であった。ああもう一回見たい。という訳で私はXpanDを応援しています。とは言っても、デジタル上映用のプロジェクターなんかあっという間に進歩しちゃうだろうけどね。あくまで現時点の結論。


  まあ以上は日本国内限定の話。
ワールドワイドにいけば
70mmなオリジナルIMAX圧勝で
決まりでしょ。
  オリジナルIMAXは作品によってはゴーストが目立つのが欠点なんだけどね。
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