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  芝浦の帰りにせっかく近くに来たのだからと品川IMAXにて「オープンシーズン3D」を見てきてしまいました。

では簡単な感想を。
「モンスターハウス3D」の3倍くらい凄いぞ。

  いや、「モンスターハウス3D」も凄かったんだけどね。やはりIMAX3Dは"King of 3D"でした。なんか凄いが多発しすぎてインフレ起こしそうなんですが、ほんとに凄いんだからしょうが無い。

  やはり画面の大きさの勝利でしょう。なんと「オープンシーズン3D」はIMAXの巨大画面めいっぱいに映写しています。もしかして2D版兼用長編IMAX3DCGアニメでは初?前回の「アントブリー」や、もうちょっと前の「ポーラー・エクスプレス」は確か上下が切れてました。
  例えるならイクスピアリ13番でのREAL Dは覗き窓から見ている感じなのに比べて、IMAX3Dは目の前に存在している感じ。いやマジで。
  70mmフィルムを横に使っているIMAX映画は解像度もDLPシネマごときには負けません。ただし、左右の画像がダブってしまう現象はやはり気になります。ここは素直にREAL Dの勝ち。

  「モンスターハウス3D」とどっちを先に見るか迷ってたんですが、この順序で正しかったようです。「モンスターハウス3D」を先に見た方がいいと思います。どちらの作品も最大限に楽しめますから。

  映画の内容はハイテンションぶっとばしまくりコメディーです。ひたすら楽しんで下さい。

  以前と同じ事を繰り返しますが、既に2D版を見た人も是非IMAX3D版をもう一回見に行ってみて下さい。ましてや「オープンシーズン3D」の場合は3D化に加えて驚異のIMAX体験もできてしまうのです。通常の劇場とは輪をかけて別物です。こちらもお値段ちょっと高めの2000円ですが、それなりの価値は有ります。

  とか書いておいてなんだけど、「オープンシーズン3D」なんだか今週いっぱいで終りみたい。なんだ今回は終るの早いな。私も危うく見逃がすところだった。皆さん、急いで!ちなみに、次回上映のDeep Sea 3Dも名作らしいぞ。
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  イクスピアリにてモンスターハウス3Dを見てきました。

  簡単に感想を書くと、
絶対に見に行け(命令形)


  劇場は以前さんざん文句をたれた「ティム・バートンのナイトメアー・ビフォア・クリスマス ディズニーデジタル3-D(TM)」と同じ13番スクリーン。REAL D専用の小屋なので、これは仕方ありません。
  前回の体験もあってどの席を取るか迷ったのですが、無難なJ-10を選んでしまいました(参考:座席表)。あーやっちまったかな、とちょっぴり後悔していたのですが、意外に悪くありませんでした。理由は以下に。
  「ナイトメア(ry」の時はかなりけちょんけちょんに書いてしまいましたが、あれがその時の素直な印象です。訂正はしません。

  調べてみると、「ナイトメア(ry」の画面サイズはいわゆるビスタ・サイズで画面比率は1.66:1。ほとんどスタンダードに近いサイズです。スクリーンの高さは同じで横幅を縮めて上映していた訳で、「ナイトメア(ry」でスクリーンがすごく小さく感じたのは、そういった理由からだったようです。「モンスターハウス」は2.35:1でめいっぱいスクリーンを使ってくれています。座席表のスクリーン表示はウソじゃ無かったみたいです。ごめんなさい。
  それでも小さめのスクリーンであることは変わりありませんが、J-10の位置で充分3D世界に入り込めるサイズではありました。I列以降はきちんと傾斜がついているので、前の人の頭がスクリーンにかかることもありません。「モンスターハウス3D」ではこのへんの位置がお勧めかもしれません。できることならもう一回行ってC-13あたりを試してみたいのだけれど、料金高いんだよね。どうしよう。
  前回と同様の理由で、前ブロックの後ろ側(E-H列)は絶対にお勧めしません


  映画をそのものは、流石にスピルバーグさんとゼメキスさんが関わっているホラー物です。子供向けな体裁をとってはおりますが、期待どおりかなり悪趣味です。覚悟してください。
  なんか2ちゃんねるの専用スレとか見てもまったく盛り上がっていませんね。日本全国2D版がメインの上映ですから、仕方の無い事なのかもしれません。注意:2ちゃんねるの専用スレはもろにネタバレカキコが有るので未見の人は見ないほうがいいよ。まあこれはどんな映画にも言えることだけど。
  3D版でこそ、この映画の真価が発揮されます。3D版を見た後で2D版のことを想像してしまうと、「物足りなさそう」としか思えなくなってしまいます。このへんは同様のCG立体映画である「ポーラー・エクスプレス」や「アントブリー」なんかを見た後でも同じ感想になってしまうのですが。

  既に2D版を見た人も是非3D版をもう一回見に行ってみて下さい。多分まったく別物の体験ができると思います。私としてはこのパターンを体験できた人はすごく羨ましい。3D映画の凄さを実感できるから。
  最初に3D版を見てしまうと2D版はもう見る気になれません。

  「ナイトメア(ry」は2D→3D変換で、確かに3Dなのだけれど無理矢理感が感じられましたが、「モンスターハウス3D」ではそんなことはありません。REAL Dのトレーラーが始まった時からぶっとおしで完璧な3D空間を見せてくれます。

  さらに驚異の発見。恐ろしい事に、REAL D方式は左右の画像がダブる現象がまったく無いのです。これはIMAX3Dでも気になってしまう現象で、3Dメガネ方式の宿命だと思っていたのだけど、REAL D方式は本当にまったく無い
  前回の「ナイトメア(ry」で「あれ、おかしいな。ひょっとして…そんなバカな」と思ってたんだけど自信が無かったので書かなかったが、今回しっかりと確認できました。REAL D方式最強かもしれない。フィルターが特殊なんだろうけど、いったいどういうことだ。ちょっと調べてみようと思いますが、誰か詳しい人がいたら教えて下さい。

  残念ながら、REAL Dによる上映が行なわれているのは、国内では首都圏3館だけのようです。申し分け無い。って私が謝ることじゃ無いんだけど。
  それから、お値段がちょっと高くなっております。大人2000円。「ナイトメア(ry」は安かったんだけどな。


  あと、イクスピアリは場所柄お子ちゃまなお客様に遭遇する率が高そうです。私の椅子一つ空けた隣に座っていたアベックときたら、予告編の段階で携帯は開くは、喋りまくりだわ、本編が始まっても食い物食ってる音がうるさいわでこちらとしては臨戦態勢を整えていたのですが、本編が進行するとまったく無音になってくれました。これは映画の面白さによるものと信じておきましょう(エンディングになったらいきなりうるさくなりました)。お子ちゃまは面白い事には素直です。
  だけど、自分の食ったもののゴミぐらいはちゃんと始末していけよ。とか思いつつ、お子ちゃまアベックが置いていった3Dメガネを2つ余計にゲット。なんとなくこいつらはやってくれそうな予感がしていたんです。
  お子ちゃまも善し悪しですね。


  [07/01/28]追記:以下でかなり劇場の悪口を書いてますが、その後「モンスターハウス3D」を見て、ちょっぴり認識を改めました。詳しくはこちら。だけど以下はその時の素直な感想なので訂正はしません。

  「ティム・バートンのナイトメアー・ビフォア・クリスマス ディズニーデジタル3-D(TM)」(長いよ)を見てきました。これを見ると3Dメガネがそのまま貰えることを思いだしたので。いやそれだけのせいじゃ無いけど。
  行ってみたらもうすぐ上映終了だったんですね。あぶなかった、また見逃がすところだった(チキンリトル3Dは見逃がした)。

  イクスピアリはネット予約可能だけれど席の指定は不可なタイプ。希望ブロックを選ぶと向こうが勝手に決めてしまう。まあ結構いい場所を取ってくれたので許してあげよう。

  予約システムの席決め判断は良かったのだが、劇場がいまいちよろしくなかったこれ「ナイトメアー(ry」を上映している13番スクリーンの座席表。予約システムが決めてくれた私の席は「H-12」なんとこの劇場、AからHの列は傾斜無しの真っ平らな床に席が並んでいるのです(I列以降は傾斜が付きます)。
  いまどき許されないぞこんな造りは。おまけに座席のシートが低い。たいがいの人間はシートから余裕で頭がはみ出します。2つ前の列のアベックの頭がスクリーンに入ってしまっていました。ましてやこれは3D映画。映画本編が初まる前に、カボチャ頭が画面一杯に目の前まで飛び出してくるのですが、カボチャ頭は私の目の前に来ているのに、カボチャ頭の端っこが2列前の人の頭の後ろに隠れてしまうという最悪な状態を体験してしまいました。立体感もへったくれも有りません。

  これを予防するには、できるだけ前の席を取るか、I列以降の席を取るしか無さそう。そこでさらに問題が。この劇場けっこう広いのですが、スクリーンは小さめです。上の座席表の壁いっぱいサイズのスクリーン表示はウソ。「H-12」の位置ですでにかなり物足りないサイズです。ちょっとI列以降では見る気が起きません。
  IMAX的に3Dを楽しみたい人は、ABC列ぐらいでちょうどいいかも。しかしネット予約で席の指定はできないし。困った。いや次回上映の「モンスターハウス」見る気満々なんで。


  さんざん文句を垂れてしまいましたが、他はかなり満足でございます。なんとDLPで3D上映しています。「ナイトメアー(ry」自体、10年以上昔の映画であることを考えると、かなり良い仕事してます。おまけに3D化しちゃってるんだら。同時上映のpixarの短編とか、ディズニーのトレーラーとかばもう完璧な仕上りでございました。スクリーンが小さい以外は。
  そういうわけで、1月15日からの「モンスターハウス」はすごく期待!・・・あれ、なんだ監督ゼメキスさんじゃ無いんだ。でも期待。

  ちなみに「ナイトメアー(ry」の上映は1月5日まで。前の人の頭が画面にかからなければ、かなりお薦めでございます。
  「ナイトメアー(ry」本編ではそれによる弊害は無かったんだけどね。だけど許せない。

  どうでもいいけど、「モンスターハウス」のところに書いて有る「REAL D方式」の解説、「左右交互に毎秒144フレーム云々」とかなんか凄そうな事書いてるけど、良く考えてみるとつまりプロジェクター一台が垂直同期72Hzで上映しているという事で、三管とか高級プロジェクターじゃあたりまえの事のような気がするんだけど。まあどうでもいいけど。

追記:
  なんだか「REAL D方式」ってプロジェクター一台で上映してるらしい。それはあたりまえでは無い。上の発言取り消し。


3Dtheater.jpg
全然暗室じゃ無いのに、画面はすごく綺麗。どうなってんの。






3Dtheater_2.jpg
見ると巨大なDLPプロジェクターが。うわー高そう。すげーな最近のプロジェクターは。









スーパー孫悟空
天馬の夢
The Khmer Great Empire
Wacky Wolf

みんな韓国製3DCGアニメ。
「スーパー孫悟空」は結構面白かった。
他の3作は実は3Dfairで見てたのだが、見たことを忘れていた。
その程度のもの。

Venus Venus
3Dfairで見た時は英語版だったのに、日本語版になっていた。作品中のテロッ
プも日本語になっている。気合い入ってるな。

東京工芸大の方々の作品
うーん若いっていいなぁ。懐しいなあこの感覚。微笑みながら見てあげましょう。

3Dハイビジョンの「Tokyo」がかかったが、途中で切れてた。くすん。
また新しい3Dハイビジョンの作品を見られた。うれしい。でもタイトル忘れた。


どうでもいいこと:
  偏光メガネをかけながら携帯を見ると、片目だけ液晶が真っ黒に見える。おお、液晶は偏光している。
  偏光メガネをかけながら偏光メガネをかけている他の人を見ると、片目が黒くなってて面白い。



プログラムはこちら
第2部と第3部を鑑賞できました。

theater.jpg  会場はアキバ3Dシアター。初めて来ました。存在は知っていたのだけど、なかなか行く機会が無かったのです。






  劇場の造りはなんかすごく懐しい気持ちにさせてくれる構造です。「上映中に前の席の人がトイレに立つと画面が全部見えなくなる」平らな床とか、出入り口を開けると外の明かりがもろにスクリーンに入ってしまうとか。最近のシネコンは良くできてるよなー、といらぬ感心をしてしまいました。
  まあ、こういうマニアックなところに来る人は上映中に席を立つようなことはまず無いだろうから、大した問題では無いのかもしれません。ちなみに画面と音響は現代仕様です。

ひとまとめにレビュー。

Hansel & Gretel
White Tiron

  どちらも韓国製3DCGアニメ。
  Hansel & Gretelはそのまんま「ヘンゼルとグレーテル」。White Tironはみなしごの肉食恐竜が草食恐竜に育てられてやさしい「伝説の」肉食恐竜に成長するという良くあるお話。
  韓国映画というのは、現代の日本では遠慮してしまうor思い付きもしないような展開&表現を何気無くやってくれるのが楽しいですね。最近見た「グエムル」にしろ、「トンマッコル」にしろ。Hansel & Gretelでも、「子供向けアニメでそれはねえだろ」っていうカットが有って仰天しました。いや、昔の日本も凄かったんですよ。私の場合、例として真っ先に浮かぶのが「イヤモンとバウウ」。
  White Tironは主人公の恐竜の子供時代のキャラクターが、そういやちょっと昔に「ゴン」って漫画が有ったっけ、とすっかり眠っていた記憶を呼び戻させるぐらいにそっくりでした。

ふたりはプリキュア
NARUTO

  3D的完成度はNARUTOの方が高かったです。上映中、右目左目を交互にウインクさせまくりで見ていたのですが、ふたりはプリキュアの方は左右の絵を直に描き分けていると思われるカットがあったような(気のせいかもしれません)。一枚絵のキャラクターの立体化にしても、NARUTOは徹底的にやっていましたが、ふたりはプリキュアは中途半端な印象。しかしどっちもよくやるなこんな大変そうなこと。

VENUS VENUS
  ミロのビーナスを3次元スキャンしてCG化したものを、舐め回すように立体視。ビーナスたんハァハァ。私こういうの大好きです。ビーナスたんの腰巻きの皺の間をカメラが走っていく、といういかにもCGなカットが出てくるまで本物を3D撮影しているのかと思ってました。

阪神淡路大震災
  かなりちゃっちいかんじのCGで阪神淡路大震災を再現した映像を延々と流して、最後に「静岡レスコハウスの建物だけは大震災でもびくともしませんでした」で終るいわゆるコマーシャル。どこで上映することを目的として制作されたのだろうか?

知床
TOKYO

  第2部も第3部もNHKテクニカルサービスのハイビジョン3Dでしめくくり。最後にこれを見せられると今まで見たものが吹っ飛んでしまうすさまじいクオリティ。しかし、知床は全編綺麗だったー、という記憶だけで内容は全然覚えていない。「釧路の雪原を走るSL、タンチョウの求愛ダンス」なんて有ったっけ?全然思い出せない。本当に綺麗だったという記憶しか残っていない。
  TOKYOはガイジン向けに東京案内をする映画。浅草が!アキバが!原宿が!国技館が!花火が!普段見慣れた風景がハイビジョン3Dで再現されます。すさまじくお勧め。

総括:ハイビジョン3D映画をもっと見たいよー!



ついったやろうぜ
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